成分辞典
あ行 | ||
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表示名称 | 解説 | 配合目的 |
(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー | 優れた乳化・安定化力のある高分子増粘剤です。 | 粘度調整 |
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10−30))クロスポリマー | 低刺激で高い機能性を持った高分子乳化剤です。 | 粘度調整 |
アーチチョーク葉エキス | キク科チョウセンアザミの地上部から得られたエキス。活性成分のシナロピクリンの働きで、肌老化の鍵であるNF−кB(エヌエフ−カッパビー)を抑えて、皮膚の色素沈着や光老化を予防し、又、毛穴改善作用も期待できます。 | 整肌 |
アケビ茎エキス | アケビの樹皮から抽出した生薬エキスで、引き締め作用を有するタンニン(ポリフェノール類)を含んでいます。また、このエキスには天然保湿成分(NMF)である尿素の生成を促進する働きがあります。 | 保湿 |
アシタバ葉/茎エキス | アシタバの葉、茎から抽出したエキスである。皮膚の新陳代謝を高め、肌荒れや老化予防が期待できる。 | 保湿剤 |
アスパラギン酸 | 酸性のアミノ酸で、皮膚の代謝を活性化させる働きがあります。 | 保湿 |
アセチルテトラペプチド−11 | 表皮に働きかける抗老化成分です。加齢と共に発現が減少するシンデカン−1や17型コラーゲンの生合成を促進させ、表皮接着の増強、表皮と表皮・真皮の結合の増強を促します。接着能が高まることで、修復能力の改善、皮膚の弾力性アップ、はり、きめ改善効果が期待できます。 | 整肌 |
アセチルヒアルロン酸Na | ヒアルロン酸ナトリウムの誘導体で通常のヒアルロン酸ナトリウムより保水力が高く、角質柔軟効果、肌荒れ改善効果にすぐれています。 | 保湿 |
アセチルヒドロキシプロリン | コラーゲンに特有のアミノ酸であるL−ヒドロキシプロリンをアセチル化処理したものです。L−ヒドロキシプロリンのもつコラーゲン合成促進、細胞増殖効果などの特性を維持したまま、経皮吸収性が高くなっています。 | 保湿 |
アセチルヘプタペプチド−9 | <ゴールデンコラゲニン> ナノサイズ(nm)の金粒子にペプチドを結合させることで、活性成分(ペプチド)の標的部位への到達率を高めたものです。ペプチドの皮膚の酵素による切断、分解から保護し、優れた整肌作用が期待されます。Ⅰ型、Ⅲ型コラーゲンの合成促進作用を有し、皮膚の弾力性・保湿性を改善し、シワを減少させる効果が期待されます。 | 整肌 |
アセチルペンタペプチド−35 | <ダイヤモンドSirt> 二酸化ケイ素のマクロスフィアに、サーチュイン様ペプチド(アセチルペンタペプチド−35)を担架させたダイヤモンドを結合させたものです。抗老化作用、DNA細胞保護作用が期待されます。 | 整肌 |
アッケシソウエキス | 耐寒性の沿岸帯に生息する植物から得られるエキスです。その塩分を高く含む環境に適応してきた特長により、みずみずしいお肌に必要な尿素の生合成・貯蔵を増加させ、水分保持力を高める効果が期待できます。また、表皮細胞間脂質の生合成が促進され表皮バリア機能が増強されるので、皮膚からの水分の損失抑制効果なども期待できる保湿成分です。 | 整肌 |
アボカド油 | アボカドの果実から得られる淡緑色〜暗緑色の油脂である。オレイン酸、リノール酸などの不飽和脂肪酸が多く表皮に容易に浸透しエモリエント効果を与えるので各種クリームに使用される。 | 保湿剤 |
アラニン | 糖質代謝に重要な関連を持ち、脂肪酸の生合成に関与するアミノ酸です。天然保湿因子(NMF)として有用であるとともに、金属イオン封鎖剤、洗浄性を高めるビルダーとして利用されます。 | 保湿 |
アラントイン | ヒレハリソウ(Comfrey)の地下茎の根汁に含まれ、ニキビの原因となる肥厚角質を溶解し、毛口の狭窄を防ぎます。同時に炎症や化膿によって生じた壊死組織を化学的に分解する清浄作用と、新しい正常な肉芽組織を形成する増殖作用によって、ケロイド形成をせずに速やかに炎症や傷を治します。 | 整肌 |
アルガニアスピノサ核油 | モロッコの南西部にしか生息しないアルガンツリーの種子から得られるオイルで、古くから薬用・美容に利用されています。必須脂肪酸のリノール酸を多く含む他、トコフェロール類、ステロール類、トリテルペン類、ポリフェノール類を含みます。 | 整肌 |
アルギニン | 生体タンパク質の成分として広く分布しているアミノ酸の一種で、肌荒れ改善効果を示し、乾燥した表皮に水和性を回復させてターンオーバーのリズムを整えます。 | 保湿 |
アルゲエキス | 海藻類(褐藻、緑藻、紅藻)から得られるエキスであり、このエキスには粘性質多糖類、アミノ酸、無機質(ヨード、カリ)、アルギン酸塩、マンニトールなどが含まれていて、優れた保湿効果、皮膚再生作用、皮膚の柔軟化、スリミング作用などがあります。 | 保湿 |
アルテミアエキス | 広大な高含塩(ハイパーミネラル)湖から得られるプランクトンのアルテミアから得られる高エネルギー分子成分です。細胞保護成分であるヒートショック蛋白(HSP)の誘導・導入作用により、紫外線などの様々なストレスからの保護効果、代謝活性化、皮膚組織構築成分の合成促進効果が得られます。 | 整肌 |
アロエベラ葉エキス | ユリ科の植物であるアロエの葉から抽出して得られるエキスで、肌荒れを防ぎ、細胞の再生を促す効果や育毛効果があります。 | 整肌 |
アンズ核油 | アンズの核から得られる脂肪油である。オレイン酸を多く含有しているため感触が良く、ビタミンAへと変化するため免疫効果をもっている。また、高い保湿効果を持ち、肌に潤いを与える成分である。 | 保湿剤 |
安息香酸アルキル(C12−15) | 安息香酸と炭素数12〜15の高級アルコールのエステルである。無色〜微黄色の透明液体で、わずかに特異臭がある。エモリエント剤として、基礎化粧品、頭髪化粧品などに配合される。 | エモリエント剤 |
イソステアリン酸イソステアリル | 粘性が低く、浸透性、延展性に優れた感触の良いエステル油です。 | エモリエント |
イソノナン酸イソノニル | イソノナン酸とイソノニルアルコールのエステルである。油性感の少ない油性成分として化粧品などのエモリエント剤やクレンジング剤として用いられる。 | エモリエント剤 |
イソヘキサデカン | 皮膚医学的に安全で刺激性が少ない軽質流動イソパラフィンです。皮脂腺分泌物を溶かしてその汚れを浮かび上がらせる補助作用があり、ニキビ発生のおそれもありません。 | エモリエント |
イソロイシン | 中性の必須アミノ酸で、成長に不可欠で種々の栄養強化食品に使用されます。 | 保湿 |
ウワウルシ葉エキス | ウワウルシの葉から抽出して得られるエキスであり、このエキスにはアルブチン、エラグ酸、ハイドロキノン、タンニンなどが含まれており、美白作用が期待できます。 | 美白作用 |
エタノール | 一般には単にアルコールと称されている溶剤で、清涼、清浄、殺菌、収斂、乾燥促進などの目的でも配合されます。 | 防腐 |
エチウムプランタギネウム種子油またはシャゼンムラサキ種子油 | シャゼンムラサキには多くのステアリンドン酸が含まれており、抗炎症性や肌のバリア機能を強化します。 | 整肌 |
エチドロン酸4Na | 石けんの使用時に生活用水に含まれる金属イオンと結合することで、泡立たない不溶性の金属石鹸の生成を防ぎます。また、石けんの酸化防止や安定化の働きも有します。 | キレート |
塩化Na | 石けんベースの硬度を調整します。 | 増粘 |
オウゴン根エキス | コガネヤナギの根(オウゴン)から抽出されるオウゴンエキスには、フラボノイド系物質であるバイカリン・バイカレンを含み、抗炎症・抗アレルギー作用、活性酵素除去作用、皮膚の老化防止作用、メラニン生成抑制作用など多様な作用があります。 | 整肌 |
オクチルドデカノール | アルコールの縮合物で、天然油脂から作られる無色〜淡黄色の液体です。空気中でも安定しており、さらっとした感触の、延びのよい油です。皮膚への感触がよく、刺激を抑え、吸収を助ける性質があります。 | エモリエント |
オクテニルコハク酸デンプンAl | トウモロコシデンプン由来の感触調整剤で、ソフトでベルベットな感触を付与します。油分を吸収し、べたつきを軽減し、サンケア製品ではSPF値向上が期待されます。 | 吸着剤 |
オクトクリレン | 紫外線B波の吸収剤。紫外線吸収効果は余り強くないが、比較的安定なため、他の紫外線吸収剤と併用した場合、他の紫外線吸収剤を防護する役目を果たして紫外線から皮膚を守ることに寄与する。 | 吸収剤 |
オリーブ果実油 | オリーブの果実を圧搾して得られた圧搾油を精製したもので、皮膚に対して浸透性、親和性がよく、肌を柔軟にし、エモリエントな感触を与えます。 | 賦香/保湿 |
オレンジ果汁 | オレンジの果実(生)を圧搾して得られる果汁です。クエン酸、酒石酸、アスコルビン酸、糖類を含み、細胞賦活作用を有しています。 | 賦香 |
オレンジ果皮油 | オレンジ果皮を圧搾法で抽出した精油は、柑橘系特有のフレッシュで甘い香りで、気分をリラックスさせる効果があります。 | 賦香 |
オレンジ油 | オレンジの果皮から抽出した精油で、発汗作用があると言われています。カンキツ類特有の香りはリキュール等食品に繁用されています。 | 賦香 |
か行 | ||
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表示名称 | 解説 | 配合目的 |
加水分解アナツバメ巣エキス | アナツバメの巣より得られた燕の巣エキス。アナツバメ巣エキスには、エイジングケアやしわ改善に効果的なシアル酸が含まれている。スキンケアだけでなく、頭髪用化粧品など幅広い製品に配合されている。 | 保湿剤 |
加水分解エラスチン | 皮膚の真皮に存在している結合組織のタンパク質の一種で、保護コロイド作用があり、皮膚や毛髪の保護改善や表皮の柔軟性の増大に有効です。(由来はサケおよびマグロです) | 保湿 |
加水分解エラスチン | 本マグロ(クロマグロ)の弾性組織から、エラスチン分子の性質を保持したまま抽出したマリンエラスチンには、皮膚の潤い、柔軟性、弾性、きめ細かさ、張り、抵抗力を高める効果があります。 | 保湿 |
加水分解オクラ種子エキス | オクラの種子から得られるオリゴペプチドには表情しわの形成を軽減する筋痙縮軽減作用が認められ(Botulic Toxin様作用)、皮膚の適度な弾力性を保つのに有効です。また、効フリーラジカル作用を有し、皮膚を生理的老化からも保護します。 | 整肌 |
加水分解コラーゲン | サメの皮膚組織に含まれるコラーゲンより加水分解して得られるトリペプタイドです。皮膚内部への浸透性もあり、コラーゲン産生促進、ヒアルロン酸産生促進などにより皮膚内部(角質層、表皮)における保湿効果、皮膚弾力改善が期待できます。 | 保湿 |
加水分解バクガエキス | バイオテクノロジーによって改良された麦芽エキスで、天然コラーゲンを集中的に破壊するMMP1(マトリックス分解酵素)に対して強力な阻害作用があり、肌本来のハリを効果的に保ちます。 | 整肌 |
加水分解バレイショタンパク | バイオテクノロジーによって修正されたナス科植物のエキスで、コラーゲン分解酵素、エラスチン分解酵素に対する強力な阻害作用により、コラーゲン繊維、エラスチン線維のダブルプロテクション効果を発揮します。 | 整肌 |
加水分解ヒアルロン酸 | 平均分子量1万以下の低分子ヒアルロン酸。経皮吸収性に優れ、高い保湿効果が長時間持続します。 | 保湿 |
カニナバラ果実油 | 野生のバラまたはその近縁植物の果実を水蒸気蒸留して得られる精油で、バラの芳香料として用いられます。 | 賦香 |
カミツレ花エキス | カミツレの花から得られるエキスで表皮細胞の源・TA−幹細胞の寿命を延長することにより肌老化を防ぐ効果が期待されます。 | 整肌 |
カミツレ水 | カミツレの花から水蒸気蒸留して得られる液で、カミツレの芳香料として用いられます。 | 賦香 |
カミツレ油 | キク科のカモミール(カミツレ)の花から抽出した精油で、抗炎症成分のアズレンを含んでいます。 | 賦香/保湿 |
カルボマー | アルカリで中和することで水に粘性を与える安全性の高い合成高分子です。また、乳化粒子や顔料粒子の分散安定性を助ける働きを持ちます。 | 粘度調整 |
カンゾウ根エキス | カンゾウの根又は根茎から抽出して得られるエキスです。このエキスには、多数のフラボノイドが含まれていて、美白作用、紫外線吸収作用、活性酸素消去作用などがあります。 | 整肌 |
キイチゴエキス | ヨーロッパキイチゴの果実のエキスで、コラーゲンを保護し、角質水分量を増加させて皮膚の弾力改善効果が期待できます。 | 整肌 |
キサンタンガム | 炭水化物を発酵させ、精製して得られる天然ガム質で増粘剤や保湿剤として使用されます。又、乳化粒子や顔料粒子の分散安定性を助ける働きを持ちます。粉状化粧品を固形状にするための結合剤としても用いられます。 | 粘度調整 |
キサンタンガム | 炭水化物を発酵させ、精製して得られる天然ガム質で、水に粘性を与え、その粘度の特性が製品の性状や使用感の調節に応用されます。又、乳化粒子や顔料粒子の分散安定性を助ける働きを持ちます。粉状化粧品を固形状にするための結合剤としても用いられます。 | 保湿 |
キハダ樹皮エキス | オウバクまたはその他同属植物の樹皮から抽出して得られるエキスである。アルカロイド、ステロイド類などの成分を含み、古くから生薬として打ち身、捻挫に用いられたといわれている。消炎作用、抗菌作用、収れん作用が期待できる。 | 保湿剤 |
銀 | 食品添加物としても使用される安全性が高く、肌への刺激性の低い金属です。優れた抗菌・抗カビ効果を有しています。 | 抗菌 |
クエン酸 | 天然に広く存在する有機酸の一種で、レモンやミカンなどに含まれている酸味成分です。緩和な酸で、収斂作用やキレート作用を持ち、酸化防止剤、収斂剤、pH調製剤などとして幅広く化粧品に用いられています。 | pH調整 |
クエン酸Na | (クエン酸ナトリウム)無色又は白色の結晶性粉末で、金属イオンによる沈殿防止、酸化防止のためやpH緩衝作用の目的で広く製品に配合されます。 | pH調整 |
クオタニウム−73 | 抗菌性を持ち、皮膚の洗浄、整肌、保護の目的で化粧品に配合される。 | 抗菌剤 |
クズ根エキス | クズの根(葛根)から抽出して得られるエキスで、このエキスにはデンプンの他に、ダイゼイン、ダイジンなどのイソフラボン誘導体、及びサポニンが含まれていて、女性ホルモン様作用、チロシナーゼ活性抑制作用があり、保湿効果や美白効果が期待できます。 | 整肌 |
グリコシルトレハロース | トウモロコシデンプンを出発原料とした糖質で優れた細胞賦活効果や細胞保護効果があり、また、製品の肌ざわりをソフトにしたり、すべりやすく滑らかにする作用を有しています。 | 整肌 |
グリシン | 人肌コラーゲンに含まれるアミノ酸の約1/3を占める中性アミノ酸で、コラーゲンのらせん構造をつくる成分であり、肌のハリや潤いを保ちます。また、制菌作用、キレート作用、酸化防止作用も有しています。 | 整肌 |
グリセリン | 無色透明な水溶性の粘性のある液体で、皮膚、毛髪などの保湿剤、柔軟剤として多くの化粧品に用いられています。吸湿性があり、潤いを与え、しっとりとした感触を与えます。また、石けんの硬さを保持させる目的でも使用します。 | 保湿 |
グリチルリチン酸2K | (グリチルリチン酸ジカリウム) 甘草の根から抽出、精製されて得られる成分で、コルチコイド作用、解毒作用、抗アレルギー作用などがあり、皮膚の炎症を抑える効果があります。 | 整肌 |
グリチルレチン酸ステアリル | 甘草の根から抽出される成分で、抗炎症作用、抗アレルギー作用、細菌発育防止作用などがあります。 | 消炎作用 |
グルコシルセラミド | コメ由来の植物性セラミドで、皮膚のバリア機能を維持するセラミドと同様に皮膚が本来備えている水分保持機能を維持し、肌荒れを防ぐ効果が期待できます。 | 整肌 |
グルコン酸Na | (グルコン酸ナトリウム)化粧品の品質劣化を防ぐために用いられます。 | 原料の安定化 |
グルタミン酸 | 天然たんぱく質中の主要成分であり、脳の代謝に関与するなど生体内代謝に重要な役割をはたすアミノ酸です。化粧品としては、石けん、シャンプー、リンス、頭髪化粧品、メークアップ化粧品、基礎化粧品など幅広く使用されています。 | 保湿 |
グレープフルーツ果実エキス | グレープフルーツの果実を抽出したエキスで、精油、ビタミンA、C、P、炭化水素などを含んでいます。皮膚をなめらかに柔軟化させる作用があり、クリーム、化粧水、パックなどに使用されます。 | 整肌 |
クロレラエキス | クロレラ(淡水中に生息する直径3〜8ミクロンの単細胞植物)から抽出して得られるエキスで、繊維芽細胞増殖作用、細胞賦活化作用があり、肌の老化防止、新陳代謝の促進に伴う肌質の改善作用があります。育毛・抜け毛予防などの効果も期待されます。 | 整肌 |
ゲンチアナ根エキス | フランスの山地に自生するリンドウ科の植物であるゲンチアナの根および根茎から得られるエキスです。強い抗酸化作用を有し、過酸化脂質が原因となっているスキントラブルの発生を抑制します。又、消炎作用により、紫外線や化学物質の刺激から皮膚を保護します。 | 整肌 |
コメヌカスフィンゴ糖脂質 | 米から抽出された植物性セラミドで、皮膚組織の働きを正常に保ち、皮膚に潤いを与えます。 | 保湿 |
コロイド性金 | 整肌 |
さ行 | ||
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表示名称 | 解説 | 配合目的 |
サクシノイルアテロコラーゲン | 赤ちゃんの肌に含まれるⅢ型様コラーゲン「ベビーコラーゲン」、身体を守る働きをするⅤ型様コラーゲン、ヒトの皮膚と同じⅠ型様コラーゲンを含む、海洋性コラーゲンで、優れた保湿効果などが期待されます。 | 保湿 |
サッカロミセス溶解質エキス | パン酵母から抽出された核酸、核酸関連物質、生体賦活物質などを多く含有するエキスです。細胞の再生を高め、新陳代謝のサイクルを正常にする働きがあります。 | 整肌 |
酸化鉄 | 着色剤の1種です。黒酸化鉄、黄酸化鉄、ベンガラなどがあり、色味に合わせて使い分けます。 | 着色 |
サンザシエキス | バラ科のサンザシの花、葉および実から抽出して得られるエキスで、薬用として健胃、消化、整腸に用いられます。化粧品には、肌を生き生きさせる細胞賦活効果や抗菌効果が期待できます。 | 整肌/殺菌 |
シア脂 | シア(中央アフリカに広く分布する喬木)の種子から得られる脂肪です。皮膚炎や皮膚過敏症を防ぐ効果や紫外線吸収作用を有しています。 | 整肌 |
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル | 紫外線A波吸収剤。光安定性に優れ、B波吸収剤や極性油との相溶性が高く、配合適正に優れています。 | 吸収剤 |
ジグリセリン | 無色無臭の粘稠な水溶性の液体で、保湿剤として種々の化粧品に使用されます。 | 保湿 |
シクロペンタシロキサン | 無色透明・無臭の相溶性に優れたシリコーン油です。さらさらとした感触と潤滑性が特徴です。 | エモリエント |
ジステアリン酸グリコール | 乳化製品の乳化を安定に保ち品質を保持するために用います。また、油相の粘性を高める油性基剤、シャンプー、リンスなどのパール光沢付与の目的として用います。 | 乳化 |
シソ葉エキス | シソの葉から抽出して得られるエキスである。保湿剤、抗炎症剤、防腐剤、収れん剤として、クリーム、乳液、化粧水などに用いられる。 | 保湿剤 |
脂肪酸(C10−30)(コレステロール/ラノステロール)エステルズ | 炭素数10から30の脂肪酸とコレステロール、ラノステロールの混合エステルである。エモリエント剤として配合される。 | エモリエント剤 |
ジメチコン | 化粧品の製造過程でできる泡を抑制したり消したりするほか、化粧品使用時の余分な泡立ち防止のために用います。また、皮膚表面に撥水性のある皮膜を作り皮膚の乾燥を防いだり、粉体表面をコートし撥水性を持たせるなどの目的で使用されます。 | エモリエント |
(ジメチコン/(PEG−10/15))クロスポリマー | オイルと比重差のある粉体、顔料等を安定に保つための分散剤、増粘剤です。 | 増粘剤 |
(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー | シリコーンを架橋した高分子の親油性増粘剤です。 | 増粘剤 |
ジュニペルスメキシカナ油 | シュッコンカスミソウの根から得られる精油です。 | 賦香 |
シリカ | 真球状多孔質の微粉末で、感触改良、皮脂吸収等の効果があります。 | 整肌 |
水酸化K | (水酸化カリウム) pH調整剤、中和剤として用いられます。 | pH調整 |
水酸化Na | (水酸化ナトリウム) pH調整剤、中和剤として用いられます。 | pH調整 |
水添レシチン | 大豆または卵黄から得られる、皮膚の細胞間脂質の構成成分であるリン脂質です。水分と油分を乳化し、品質を安定に保つために用います。また、皮膚表面に保護膜を作り皮膚の乾燥を防いだり、皮膚をしっとりしなやかに保ちます。 | 原料の乳化 |
水溶性コラーゲン | 鯛のウロコ由来のコラーゲンで、皮膚の真皮に存在している結合組織のタンパク質の一種です。皮膚に対する親和力がよく、皮膚上に皮膜を形成して皮膚を保護し、潤いと柔軟性を与えます。 | 整肌 |
水溶性プロテオグリカン | プロテオグリカンはコアタンパク質にコンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸等のグリコサミノグリカンと呼ばれる糖鎖が共有結合した複合多糖です。細胞外マトリックスの主要構成成分の一つで皮膚や軟骨など体内にくまなく分布しています。サケ鼻軟骨由来で、EGF様作用、ヒアルロン酸産生促進作用、肌荒れ改善作用が期待できます。 | 整肌 |
スクワラン | アイザメ、その他の主として深海に住むサメ類の肝油から得られるスクワレンという不飽和炭化水素を、さらに安定化して飽和炭化水素とした動物油の一種です。スクワレンは、人間の皮脂成分の中にも10%前後含まれていることから、スクワランも皮膚と親和性のよいエモリエント成分として使われます。感触がよく、皮膚に自然に広がり、皮膚を柔軟にします。 | エモリエント |
スクワラン | 安定で保湿性に優れ、化粧品のエモリエント剤として非常に有用な成分です。本品に配合しているものは再生可能な植物資源であるサトウキビから地球環境に優しい製法で得られるスクワランです。(他にサメ、オリーブ由来等があります) | 保湿 |
ステアリン酸 | 主にヤシ油、パーム油等の植物油脂から得られる高級脂肪酸で、クリームや乳液の油相原料として用いられているほか、アルカリ剤で中和することにより、化粧石鹸や洗顔フォーム、シャンプーなどに使用されます。 | 洗浄/乳化 |
ステアリン酸PEG−10 | ステアリン酸に酸化エチレンを付加重合させた乳化剤である。 | 乳化剤 |
ステアリン酸PEG−100 | 水分と油分を乳化し、品質を安定に保つために用いられます。クリームの乳化剤、クレンジングフォームの増粘剤として用います。 | 乳化 |
ステアリン酸グリセリル | 水分と油分を乳化し、品質を安定に保つために用いられます。また、皮膚をしっとりしなやかにし、柔軟性のある皮膚を保つはたらきがあります。 | 乳化 |
ステアリン酸グリセリル(SE) | 食品用乳化剤として多用されている安全性の高い乳化剤で、クリーム、乳液などに使用されます。(SE)型はセッケンを含有する自己乳化タイプで、やや親水性が高くなっています。 | 乳化 |
ステアロイルグルタミン酸2Na | 生体蛋白質の構成成分アミノ酸の一種であるL−グルタミン酸と、天然高級脂肪酸とから作られた洗浄剤で、皮膚に対して安全性が高く、また、皮膚と同じ弱酸性を示し、心地良い肌ざわりを与え、使用後に滑らかな感触を与えます。 | 洗浄 |
スフィンゴモナス培養エキス | セラミド5と類似した骨格を持つ、発酵法により得られるスフィンゴ糖脂質を含む成分で、優れた保湿効果や肌荒れ改善効果が期待されます。 | 整肌 |
セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス | オトギリソウ、又はセイヨウオトギリソウの地下部から得られたエキスで、主な活性成分は、フラボノイド類、タンニン類、精油(ペネン脂)で、抗炎症作用、皮膚保護作用、脱感作作用があります。また、日焼け防止効果(紫外線吸収作用)があり、皮膚や髪を守ります。 | 整肌 |
セタノール | 植物油やシリコンオイルとなじみの良い油相成分で、特に紫外線吸収剤との相溶性に優れているので、その紫外線吸収強度を増加させる効果が期待出来ます。 | エモリエント |
石ケン素地 | パーム脂肪酸とパーム核脂肪酸を水酸化ナトリウムで中和して得られる高級脂肪酸のアルカリ塩です。お肌にやさしく、代表的な洗浄成分です。 | 洗浄 |
セテアリルアルコール | ヤシ油から得られた白色ろう状の高級アルコールと呼ばれる油性成分です。クリーム、乳液、トリートメント等の安定化剤として用いられます。 | エモリエント |
セテアリルグルコシド | トウモロコシ由来のグルコースとヤシ油由来の脂肪から合成された乳化剤です。生分解性が良く、皮膚や眼への刺激が少ないきわめて安全性の高い原料です。 | 乳化 |
セラミドNG | 皮膚に存在するセラミドと同じ構造を持つ成分で、角質バリア成分として配合される。 | 保湿剤 |
セリン | 皮膚のNMF中に多く含まれるアミノ酸です。皮膚の柔軟性を保ち、高い保湿効果があります。 | 保湿 |
セルロースガム | 水溶性セルロースの一種で、皮膚刺激、感作作用がなく無害であり、ローション、乳液、クリーム等の粘度調整剤、乳化安定剤として使用されています。 | 粘度調整 |
セレブロシド | 健常な馬の脊髄より抽出して得られる脂質で、皮膚が本来備えている水分保持機能を維持し、肌荒れを防ぎ、また、皮膚の老化防止作用もあります。 | 整肌 |
ソルビトール | 藻、海藻、及び多くの果物(バラ科)に含まれます。グリセリンに匹敵する吸湿性をもち、保湿剤として多くの化粧品に使用されています。 | 保湿 |
た行 | ||
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表示名称 | 解説 | 配合目的 |
ダイズ種子エキス | 大豆の種子から抽出したエキスで、女性ホルモンに似た作用を持つイソフラボンを多く含んでいます。コラーゲンの代謝活性を向上させ、皮膚の老化を抑え、また、強力な美白作用が期待されます。 | 美白作用 |
ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル) | 植物由来のペースト状油性原料です。優れた抱水力やツヤを持ち、肌への密着性、顔料分散性等多くの機能を持ち合わせています。 | エモリエント |
ダイヤモンド末 | 整肌 | |
炭酸水素Na | pH調整剤、緩衝剤。 | pH調整 |
チャ葉エキス | チャノキの葉から抽出したエキスであり、カフェイン、ビタミンC、アミノ酸が含まれている。消炎作用・収れん作用・保湿作用・酸化防止作用・紫外線吸収作用があり、エイジングケア化粧品にも配合されている。脱臭効果もあるために頭髪用化粧品などに配合されている。 | 保湿剤 |
ティーツリー葉油 | オーストラリア原産フトモモ科の常緑樹ティートリーより得られる精油です。 | 賦香 |
デキストリン | デンプンを酵素分解して得られる、保湿効果の高い粉体成分で、吸着剤、結合剤、増量剤、親水性増粘剤として用いられます。 | 保湿/原料の安定化 |
トコフェロール | ビタミンEの一種で末梢血管(毛細血管)を拡張し血行を促進させる働きがあり、皮膚の老化防止に効果があります。又、化粧品を空気による酸化のために起こる変質から守り、品質を安定に保つために用いられます。 | 酸化防止 |
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル | 皮膚表面に保護膜を作り、皮膚の乾燥を防ぐために用いる油性基剤です。 | エモリエント |
トリイソステアリン酸PEG−20グリセリル | イソステアリン酸とポリオキシエチレングリセリルのエステル化によって得られる乳化剤で、クレンジングオイル、クレンジングクリーム等に使用されます。 | 乳化 |
トリエチルヘキサノイン | 皮膚をしっとりしなやかにし、柔軟性のある皮膚を保つために用いる油性成分です。また、皮膚表面にさっぱりとした感触の保護膜を作ります。 | 整肌 |
トリベヘニン | グリセリンと脂肪酸のエステルである。エモリエント作用がある。 | 閉塞剤 |
トレオニン | 動物性タンパク質に多く含まれる必須アミノ酸の一種で、皮膚の保湿剤として使用されます。 | 保湿 |
トレハロース | シイタケなどのキノコ類やエビや海藻などの海産物に多く含まれる糖質です。乾燥による皮膚細胞の生体膜破壊を防ぎ、乾燥ストレスからお肌を保護してくれます。 | 保湿 |
な行 | ||
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表示名称 | 解説 | 配合目的 |
ナットウガム | ダイズの種子を発酵させることにより得られるエキスで、ビタミンKを含有する。優れた保湿効果を持ち、乾燥から肌を守り、みずみずしい肌を保つ目的で配合される。また、エイジングケア効果も期待できる。 | 保湿剤 |
ナツメ果実エキス | ナツメ又はその近縁植物の果実であるタイソウから抽出したエキスで、糖類、粘液質、リンゴ酸、酒石酸塩を含んでいます。保湿作用や収れん作用があり、基礎化粧品、頭髪化粧品に広く使用されます。 | 保湿 |
ニオイテンジクアオイ油 | ニオイテンジクアオイ(ローズゼラニウム)より得られる精油です。賦香目的で使用されます。 | 賦香 |
ニュウコウジュ油 | ソマリア原産のフラキンセンス(別名オリバナム)の樹から採れ、樹脂から抽出される精油 | 賦香 |
乳酸Na | (乳酸ソーダ)皮膚角質層に存在するNMF(天然保湿因子)の一つで優れた保湿作用を持ち、肌表面の保湿効果を高め、肌の柔軟性、弾力性を高めます。 | 保湿 |
乳酸桿菌/乳発酵液 | 乳清(ホエイ)中には、乳酸・乳糖・各種アミノ酸など、さまざまな有効成分が含まれていますが、特にαーヒドロキシ酸である乳酸の働きで、急激ではないものの確実に、ターンオーバー速度を上昇させ、しかも肌荒れや刺激を起こすことなく、シワを含む皮膚の状態の改善効果が期待できます。 | 整肌 |
は行 | ||
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表示名称 | 解説 | 配合目的 |
白金 | 白金(プラチナ)は自らは酸化しない金属で、このナノコロイドはマイナスイオンを多く発生させ、肌のイオンバランスを整えることで肌本来の保湿機能をサポートします。また、マイナスイオンには活性酸素をはじめとするフリーラジカルを無害化する作用があります。 | 保湿 |
パーム核脂肪酸 | パーム核油から得られる脂肪酸です。泡質調整や肌に対しマイルドな感触となる働きがあります。 | 洗浄 |
パーム脂肪酸 | パーム油から得られる脂肪酸です。泡質調整や肌に対しマイルドな感触となる働きがあります。 | 洗浄 |
パセリエキス | パセリの根や葉から抽出したエキスである。消炎作用やニキビ防止に期待ができる。 | 保湿剤 |
バチルアルコール | 白色〜微黄色の結晶性の粉末で、刺激性が少なく、のびがよく保湿性に富んでいるので化粧品の油性成分、乳化剤、乳化安定剤として用いられる。 | 乳化安定剤 |
バリン | 中性の必須アミノ酸です。栄養上不可欠なアミノ酸で欠乏すると成長停止や運動調節障害などが起こります。 | 保湿 |
パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na | 油にも水にも馴染みが良く、生体皮膚内部への浸透性に優れたビタミンC誘導体です。細胞内でビタミンCに変換され、活性酸素を除去し、顕著にコラーゲン合成を促進して、美白効果やシワ形成抑制効果が期待できます。 | 整肌 |
パルミチン酸エチルヘキシル | 加水分解や酸化に対して安定なエステル油で、油性感が少なく、延展性に優れています。 | エモリエント |
パルミチン酸セチル | クリームや油性成分として使用される白色の固体で、角質層によく浸透してエモリエント効果を与えると共に、製品の光沢と白さを増す特性があります。 | エモリエント |
パルミチン酸レチノール | ビタミンA誘導体。表皮細胞の保護作用がある。角質層の保湿性をより高め、柔軟にする効果が期待できる。 | 整肌剤 |
パルミトイルヘキサペプチド−12 | パルミチン酸と4種類のアミノ酸による合成物である。お肌のハリや弾力を与えることが期待できる。 | 整肌剤 |
パルミトイルペンタペプチド−4 | 5個のアミノ酸が連なったペプチドをパルミチン酸でエステル化した物質。衰えた線維芽細胞に働きかけて活性化させ、コラーゲンやエラスチンの生成を促す効果が期待できる成分として注目されている。 | 整肌剤 |
ヒアルロン酸Na | 皮膚の結合繊維と細胞間をうめる基質成分で、保水力が強く、皮膚の弾力性を維持する保湿効果の高い生理活性成分です。 | 保湿 |
ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム | 保湿成分ヒアルロン酸ナトリウムを、プラスに荷電させることにより皮膚や毛髪への吸着性を高めたコンディショニング剤です。ヒアルロン酸の潤いベールがぱさついたダメージヘアを包み込み、洗い流した後も潤いを持続させます。 | 保湿 |
ヒスチジン | 塩基性の必須アミノ酸で、皮膚や毛髪に柔軟性、弾力性を与えます。 | 保湿 |
ビターオレンジ果皮油 | ダイダイの果皮から抽出した製油で、カンキツ類特有の香りが賦香成分として用いられます。 | 賦香 |
ヒトオリゴペプチド−1 | 上皮細胞成長因子。皮膚の表皮を構成している上皮細胞の成長を促進する効果が期待できる。1986年にノーベル医学生理学賞を受賞。しわ、たるみ、しみなどの防止が期待できる。 | 整肌剤 |
ヒトオリゴペプチド−13 | 線維芽細胞増殖因子。コラーゲン及びエラスチン、ムコ多糖類であるヒアルロン酸を産生する線維芽細胞の増殖因子である。EGF様成分が表皮に働くのに対し、FGF様成分はより肌の奥の真皮の細胞の活性化に働きかけることが期待できる。 | 整肌剤 |
ヒマワリ種子油 | ひまわりの種子から得られる油脂である。リノール酸を多く含む。エモリエント効果がありクリーム類の油性成分やエモリエント剤として用いられている。 | 保湿剤 |
ヒマワリ種子油不けん化物 | フィトステロール、トコフェロールを多く含み、天然の抗酸化剤として働きます。 | 整肌 |
フィトステロールズ | 大豆、菜種、綿実などからの植物油脂から抽出・精製して得られる成分で、皮膚・毛髪洗浄剤の皮膚刺激緩和作用、洗浄剤の泡の保持作用による洗浄力強化、懸濁剤の沈殿防止作用、皮膚の構成成分に類似したエモリエント効果を有します。 | エモリエント |
フウセンカズラ花/葉/つるエキス | フウセンカズラに含まれるβ−シトステロールが肌のかゆみやアレルギー性の炎症を抑えます。また、炎症を起こした肌も守ります。 | 整肌 |
フェニルアラニン | 中性の必須アミノ酸です。 | 保湿 |
フェノキシエタノール | 防腐助剤。 | 防腐 |
フェルラ酸 | コメヌカに特有な生理活性物質で、ラジカル消去と活性酸素消去の二つの作用を併せ持ち、更に活性酸素生成の原因となる紫外線吸収作用があります。強力な長波紫外線吸収能を生かして美白剤、サンスクリーン剤等として配合されています。 | 整肌 |
ブドウ種子油 | ブドウの種子から搾油したものを精製した液体の油脂です。軽くさっぱりした感触の保湿成分です。 | 保湿 |
フラーレン | 宇宙空間、炭素鉱脈、高級墨など天然にも存在する、ダイヤモンドと同じ炭素の同素体で、紫外線やストレスから肌を守る物質です。ビタミンCの172倍の抗酸化力を持ち活性酸素、フリーラジカルに起因する様々な肌トラブルを抑制する効果があります。ラジカル消去作用、細胞死防御作用、メラニン産出抑制作用、セルライト抑制作用が期待されます。 | 整肌 |
プロリン | 最も保湿性に優れたアミノ酸で、コンディショニング作用があり、基礎化粧品や頭髪用化粧品などに使われます。 | 保湿 |
ベタイン | 甜菜(ビート)から分離、精製された植物性保湿成分で、動植物中にも広く存在し、安全性が高く、皮膚や毛髪に対して優れた親和性をもち、保湿成分として皮膚や毛髪に潤いを与えます。 | 保湿 |
ベヘニルアルコール | ナタネ油から還元処理して得られる油性基剤です。皮膚をしっとりしなやかにし、柔軟性のある皮膚を保つはたらきがあります。乳液やクリームなどの増粘剤としても使用されます。 | エモリエント |
ペンチレングリコール | 適度の湿潤性と抗菌力のある無色無臭の液体です。グリセリンよりもさっぱりとした使用感でべたつきも少ないので保湿剤、感触改良剤として、広く使用されています。 | 保湿 |
ベントナイト | 粘土鉱物モンモリロナイトを主成分の薄片状結晶原料です。水を吸収・膨潤し増粘します。それにより泡質を改良します。また、吸着剤としての働きもあります。 | 増粘/吸着 |
ホホバ種子油 | ホホバの種子から抽出して得られる油で、皮脂の過剰な分泌を抑える作用があり、ニキビの治療やフケ防止に効果があります。皮膚に塗布したときに、のびがよくしなやかな感じを与え、さっぱりとしています。 | エモリエント |
ポリクオタニウム−51 | 細胞膜(生体膜)を模倣して作られた、親水性に富んだ水溶性ポリマーです。生体親和性が良いため、安全性が高く、皮膚表面にヴァーチャルフィルム(人工細胞膜)を作って皮膚を守り、水分の蒸発を防いで角質に水分を補給して肌荒れを抑制します。 | 保湿 |
ポリグルタミン酸 | 天然保湿因子(NMF)のひとつであるピロリドンカルボン酸の前駆体、グルタミン酸のポリマーであるポリグルタミン酸は皮膚の保水力を高め、皮膚をツルツルした膜で覆い表皮のバリア機能を高める働きを有しています。 | 保湿 |
ポリシリコーン−14 | 種々のシリコーンを付加した加水分解シルク末からなるシリコーン樹脂です。紫外線吸収剤を包みこんだマイクロカプセルの外殻として利用しています。 | 紫外線吸収剤コーティング |
ポリソルベート80 | 皮膚に対する刺激性のない活性剤です。親水性が大きく、液状であるため水に溶けない香料、色素、薬剤類の可溶化剤や乳化剤として用いられます。 | 乳化 |
ま行 | ||
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表示名称 | 解説 | 配合目的 |
マカデミアナッツ脂肪酸エチル | マカデミアナッツ油から製造された油っぽさのない、軽い滑りが特徴的なエモリエント剤です。 | エモリエント |
マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル | マカデミアナッツ由来の脂肪酸とフィトステロールからなるペースト状のエステルである。抱水性があり、皮膚をしっとりしなやかにします。エモリエント剤として用いられ、クリーム、乳液などに配合される。 | エモリエント剤 |
マカデミアナッツ油マカデミア種子油 | マカデミアの実から得られる油である。オレイン酸が主成分であるが、植物油脂には珍しくパルミトレイン酸を多く含有しているので感触にすぐれている。クリーム、乳液など基礎化粧品の油性成分、サンタンオイルや口紅、頭髪用化粧品のトリートメント剤などにも使用される。 | エモリエント剤 |
マグワ根皮エキス | 真桑の根皮から抽出したエキスである。ポリフェノールを多く含有しており、発毛促進、抗酸化、抗菌、抗炎症、保湿効果などが期待される。 | 保湿剤 |
マヨラナ葉エキス | シソ科ハナハッカ属より抽出したエキスで、ヒアルロン酸の産生を促進し、表皮中の水分を増加させる働きがあります。 | 賦香/整肌 |
マンダリンオレンジ果皮エキス | マンダリンオレンジの果皮から抽出されるエキスで、角質細胞にハリを与えることで、表面を整え、皮膚深部からの内部反射光をふやすことにより肌に透明感を与えます。 | 整肌 |
マンニトール | 広く植物に存在し、自然界で最も多い糖アルコールです。ビタミンやアミノ酸の安定化剤として用いられます。 | 原料の安定化 |
水 | 無色透明な精製水又は蒸留水です。 | 基剤 |
ミリスチン酸ポリグリセリル−10 | 植物由来の脂肪酸とポリグリセリンのエステル化から得られる原料で、乳化剤、顔料の分散剤およびエモリエント剤として汎用されています。チョコレート、ホイップクリーム、マーガリン等の食品にも使用されている安全性の高い原料です。 | 乳化/エモリエント |
メチルグルセス−10 | 天然グルコースから得られる保湿剤で、あれ肌の改善効果があります。また製品の使用感改善のためにも使用されます。 | 保湿 |
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル | 皮膚に対する紫外線(UV−B)の影響を緩和するために用います。また、化粧品の紫外線による品質の変化を防ぐために用いられます。 | 吸収剤 |
や行 | ||
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表示名称 | 解説 | 配合目的 |
ユキノシタエキス | ユキノシタの全草より抽出して得られるエキスで、このエキスは古くから、かぶれ止め、やけど、しもやけなどの治療に用いられてきました。また、過酸化脂質抑制作用、紫外線によるDNA損傷抑制作用などがあります。 | 保湿/消炎作用 |
ヨーロッパブナ芽エキス | ブナの木の幼芽から抽出されたエキスです。このエキスには、オリゴサッカライドやフラボノイド類が豊富に含まれていて、抗シワ作用、抗老化作用、タンパク合成促進作用が期待されます。 | 整肌 |
ら行 | ||
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表示名称 | 解説 | 配合目的 |
ライム果汁 | ライムまたはその変種の果実(生)を圧搾して得られる果汁です。クエン酸、酒石酸、アスコルビン酸、糖類を含み、細胞賦活作用を有しています。 | 整肌 |
ラウリン酸ポリグリセリル−10 | 食品にも用いられる安全性と安定性の高い界面活性剤です。 | 原料の乳化 |
ラウロイルグルタミン酸Na | アミノ酸の一種であるL−グルタミン酸とラウリン酸から作られたアミノ酸系アニオン界面活性剤です。低刺激性でアレルギー性もなく、洗った後突っ張りにくい性質です。 | 洗浄 |
ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル) | 植物由来のフィトステロールと植物由来のアミノ酸、脂肪酸からなるアミノ酸コレステロール誘導体です。細胞間脂質に類似した油剤で高いエモリエント効果があります。 | エモリエント |
ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル) | 植物由来のフィトステロールと植物由来のアミノ酸、脂肪酸からなるアミノ酸フィトステロール誘導体です。細胞間脂質に類似した油剤で高いエモリエント効果があります。 | エモリエント |
ラウロイルグルタミン酸ジオクチルドデシル | アミノ酸の一種であるL−グルタミン酸と天然高級脂肪酸から製造されたN−アシルーL−グルタミン酸と、高級アルコールとから合成されたエステル油で、皮膚に対して安全性にすぐれ、皮膚や毛髪に対して親和性、エモリエント性があり、柔軟作用、保護作用をもっています。 | エモリエント |
ラフィノース | ビートを低温に貯蔵する際に、ビート自身を凍結から保護するために生成されるオリゴ糖で、べたつかず滑らかな感触を付与する保湿成分です。 | 保湿 |
ラベンダー花水 | ラベンダーの花を水蒸気蒸留して得られる液。ラベンダーの芳香料として用いられます。 | 賦香 |
ラベンダー油 | ラベンダーの花や花茎から抽出した精油です。誰にでも好まれやすい香りはリラックス効果があるとされ、アロマテラピーに頻繁に使われています。 | 賦香 |
ラミナリアディギタータエキス | 昆布の一種、ラミナリアディギタータから得られたエキスで、ポリサッカライド、ポリフェノール、ミネラルにとんだエキスです。細胞老化に対する保護作用、老化によって衰えた細胞分裂能力の回復、コラーゲン合成促進効果などが期待できます。シワを減少させ、皮膚の凹凸をなくし、なめらかなお肌へと導きます。 | 整肌 |
リシン | 角質層に多く含まれるアミノ酸で、皮膚に柔軟性や弾力性を与えます。 | 保湿 |
リンゴ果実エキス | リンゴの果実を圧搾濃縮や、抽出して得られるエキスで、ブドウ糖、果糖、ショ糖、ペクチン、ソルビット、リンゴ酸、クエン酸、タンニン等を含んでいます。保湿効果、皮膚の柔軟化効果、保護効果があり、肌をしっとりなめらかにして小じわを予防します。 | 保湿 |
リンゴ果実培養細胞エキス | 腐りにくい稀少な品種のリンゴ「スパットラウバー」から抽出されるエキスで、抗シワ効果、毛髪伸長促進効果などがあります。 | 整肌 |
リン酸アスコルビルMg | 水溶性で不安定なビタミンCを安定化したもので、かつ皮膚に吸収されやすいリン酸型ビタミンC誘導体である。生体内でホスファターゼなどの酵素に容易に加水分解されビタミンCに近い働きが期待できる。医薬部外品有効成分として美白効果がある他、抗酸化作用があることから製品の酸化防止剤としても配合される。 | 整肌剤 |
レシチン | 大豆から抽出したリン脂質で、天然の界面活性剤として、乳化剤、保湿剤、リポソーム化剤として使用されます。 | 原料の安定化 |
レモン果汁 | レモンの果実(生)を圧搾して得られる果汁、またはこれを濃縮したものです。クエン酸、酒石酸、アスコルビン酸、糖類を含み、細胞賦活作用を有しています。 | 整肌 |
ローズマリー葉油 | ローズマリー(マンネンロウ)の葉と花から抽出して得られる精油です。リフレッシュ効果のあるハーブ調の香りを持ち、収斂作用やむくみ、肌の鬱血などを鎮める効果もあります。 | 賦香 |
ローマカミツレ花油 | ローマカミツレの花から採れる精油で、青リンゴのような甘酸っぱい香りです。 | 賦香 |
わ行 | ||
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表示名称 | 解説 | 配合目的 |
ワセリン | 白色から微黄色の飽和炭化水素を主成分とするペースト状のエモリエント成分です。肌や唇を強力に保護し、水分の蒸発を防ぎます。低刺激であるため医薬品では軟膏の基剤として使用されています。 | エモリエント |
ワルテリアインディカ葉エキス | アオギリ科植物抽出物で、フェルラ酸と共存することにより色素沈着抑制作用、チロシナーゼ抑制作用を有します。 | 整肌 |
英数字 | ||
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表示名称 | 解説 | 配合目的 |
1,2−ヘキサンジオール | 抗菌性に優れた安全性の高い無色透明の液体です。ポリオール類の一種で、保湿剤として利用されます。 | 保湿 |
BG | (1,3−ブチレングリコール) 無色、無臭の液体で保湿性を有し、適度の湿潤性と静菌性があり、グリセリンよりもさっぱりした使用感を持っていて、多くの化粧品に使用されています。 | 保湿 |
DPG | (ジプロピレングリコール)化粧品の伸びすべりを良くし保湿剤として用いられるべたつきが少ない水溶性基剤。潤いを保ち、みずみずしい肌にするために用います。 | 保湿 |
EDTA−4Na | 石けんの使用時に生活用水に含まれる金属イオンと結合することで、泡立たない不溶性の金属石鹸の生成を防ぎます。また、石けんの酸化防止や安定化の働きも有します。 | キレート |
PCA | (ピロリドンカルボン酸)皮膚角質層に存在する天然保湿因子(NMF)で、皮膚や毛髪をみずみずしく保ちます。 | 保湿 |
PCA−Na | (PCAソーダ) 皮膚角質層に存在するNMF(天然保湿因子)の一つで、優れた保湿作用を持ち、肌表面の保湿効果を高め、肌の柔軟性、弾力性を高めます。 | 保湿 |
PEG−10フィトステロール | フィトステロールに酸化エチレンを付加したものである。乳化剤、乳化安定剤、可溶加剤、界面活性剤として利用されている。 | 乳化剤 |
PEG−50水添ヒマシ油 | ヒマシ油の二重結合に水素を添加した硬化ヒマシ油に、酸化エチレンを付加重合して得られる非イオン性界面活性剤である。毒性が少なく、安全性の高い界面活性剤の1つである。 | 乳化剤 |
PEG−60水添ヒマシ油 | ヒマシ油を原料として作られます。化粧水などに油溶性成分を溶け込ませたり、水分と油分を乳化し、品質を安定に保つために用います。 | 可溶化 |
PEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン | ポリエーテル変性シリコーンオイルで、乳化剤として使用されています。 | 乳化 |
PVP | ポリビニルピロリドン。皮膚表面に保護膜を作り、皮膚の乾燥を防ぐために用います。また、しなやかでつやのある毛髪にするためにシャンプーなどに用いられるほか、乳化安定剤として広く化粧品に用いられます。 | 原料の安定 |
t−ブチルメトキシジベンゾイルメタン | 皮膚に対する紫外線(UV−A)の影響を緩和するために用います。また、化粧品の紫外線による品質の変化を防ぐために用いられます。 | 吸収剤 |
α−グルカン | デンプンを酵素分解して得られる、保湿効果の高い粉体成分で、吸着剤、結合剤、増量剤、親水性増粘剤として用いられます。 | 原料の安定化 |